建築設計事務所の家づくり 伊那谷の家 土地探し03
2011年 06月 15日
はじめての家づくり 土地探し03
新築する土地に地耐力があるかないか、
地盤調査をすることは、家づくりの基本です。
いくら建物を強固に建てても、地盤が軟弱では意味がありません。
既存建物が建っていたから大丈夫と判断することはたいへん危険です。
地盤調査の方法として、一般に「スウェーデン式サウンディング試験」があります。
アトリエ15では、さらに精度の高い「表面波探査法試験」で調査を依頼しています。
地盤調査の結果、地耐力不足の場合、その土地に適した補強方法を検討します。
<地盤補強の種類>
表層改良工法: 支持層までの軟弱層が2m以内の地盤に適した改良工法。
既存の土とセメント系固化材をカクハンして固めます。
柱状改良工法: 支持層までの軟弱層が8m以内の地盤に適した改良工法。
セメントミルクを注入しカクハンして柱状の改良杭をつくります。
鋼管杭工法: 支持層までの軟弱層が30m以内の地盤に適した改良工法。
鋼管杭を支持層まで打ち込みます。
軟弱地盤の程度によりますが、改良工事をせずに基礎設計で済む場合もあります。
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by atelier15
| 2011-06-15 19:56
| 設計事務所の家づくり